親の時代とは大きく変わり、子どもの周りには様々な誘惑があります。スマートフォンでのSNS、ゲーム、動画投稿サイト、見放題の番組コンテンツなど、数え上げればきりがありません。
内閣府による青少年のインターネット利用時間に調査では、高校生がインターネットに使用する機器の大半はスマートフォンです。多くの高校生がスマホに毎日4時間以上も大切な時間をとられています。
不明点を検索したり、ユーチューブや学習アプリなどで学習したり、有効に利用している場合もありますが、別の統計では満10歳から満17歳までの青少年の勉強・学習・知育目的の利用時間は平均37分と短く、スマホが使われている時間の大部分は、友達とSNSでやりとりしたり、娯楽系の動画サイトを見たりしているようです。
機器をセットして使うテレビゲームは本人も親も何時間ゲームをしたかを把握しやすいですが、いつでもどこでも簡単にスキマ時間に簡単に触ることができるスマホは、無自覚にゲームやアプリに費やす時間が長くなってしまいます。
スマホの時間を減らして、勉強に向かわせるのは親にとって大きな悩みのタネになっています。
当教室の高校生がスマホの誘惑を絶つためにやっている方法をご紹介すると、、、
①勉強時間は親に預ける(親が預かる)。
②スクリーンタイムを利用して、スマホを見る時間を見える化する。
③スマホを触らないためのアプリを使う。(アプリで魚や植物が育つ)
等、参考になれば幸いです。
とはいえ、スマホの誘惑は強力です。なかには思い切ってスマホを勉強の道具として使うことをおススメしている人もいます。辞書代わりに使ったり、英単語や漢字を暗記したりするアプリもあります。
一度、お子様と相談して使い方のルールをしっかり話し合ってみて、親の希望、子どもの希望を再確認してみることが大切だと思います。