人が集中しやすい時間として15分、45分、90分という区分があります。
「本当に集中できるのは15が限界」だとか、「小学生の授業が45分、サッカーも45分ハーフ」、「睡眠の周期と同じ90分、大学の授業も90分」などの理由もよく聞きます。サッカーでも試合時間が45分×2の90分を越えると、急にミスが多くなったりするそうなので、どれも信ぴょう性があります。ただ、勉強や作業などでは、好き嫌いや環境などによって、集中できる時間は変わってくるようです。
教室に通う中高生にはいくつかの方法を話しています。
①50分集中+10分休憩
中学校や高校の50分授業に合わせて集中する。テストや受験も50分が基準になるから、この時間集中できるようになれば理想。
②ポモドーロテクニック(25分集中+5分休憩)
1980年代にイタリア人のフランチェスコ・シリロによって考案された方法です。
50分が難しいという人は、こちらを薦めています。
③(15分+小休止)×3(計45分)
東京大学の池谷裕二教授の研究では60分勉強するよりも学習効率が高いという結果が出たそうです。タイマーや砂時計を置いて時間を意識するといいそうです。
せっかく勉強するなら、ダラダラやるより集中して短時間で終わりたいものですね。