子どもは悪くない!
お父さん、お母さん達は、
例えば算数の「分数」は何年生で習ったか、覚えていますか?
「多分、上の学年…」
はいそうです。
小4で習い始めたはずです。
では…お子さんは?
なんと、今のお子さんは小2で習い始めているのです。
その昔、学校教育において
「ゆとり時代」と言われる
残念な時代がありました。
これが、原因で子ども達の「学力低下」を
引き起こしたということもよく言われています。
では、ということで「厳選?」された
算数の指導内容は「ゆとり時代」以前に戻されました。
学校の先生の週休2日はそのままでした。
授業時間が変わらないのに
もとの内容にに戻すことができるのか…
教科書会社のHPにこんな説明がありました。
学年間の学習をスムーズにつなげ,
知識・技能の確実な習得をはかるため,
上級学年の内容の一部を,
下学年で素地的に学習する
「スパイラル」の形式も取り入れられました。(大日本図書HPより)
この、
「上級学年の内容の一部を,下学年で素地的に学習する」
というのが問題なのです。
「分数」でいえば
小2で
小3で
小4で
小5で
小6で…と
小出しにチョコチョコと勉強
していきます。
前回お伝えした「短期記憶」で言うと、
今の学年の「分数」が消去されたころに
また、次の学年の「分数」を習うのです。
これをご存じでない保護者様がほとんどではないでしょうか?
教育関係者でも分かってない方が多いと思います。
子どもは悪くないのです。
学び方が悪いのです。
と言っても、教科書は変えられないので、
塾で、学び方を変えていきます。
ウイングの「飛び級算数」はそんな狙いで取り組んでいます。
小2の分数の記憶のあるうちに
小3、小4の分数もやってしまう。
そう、自然に「長期記憶」にしてしまう
勉強法なのです。
こんな風に6年間習ってきたお子さんです。
お勉強「大丈夫かしら?」と
疑って頂くのをおススめします。
残念ですが…
なので、ウイングでは
中学準備は、安易な先取りはせず、
「復習」からスタートさせるのです。