「個別指導」と呼ばれる塾を
いろいろなところで見かけます。
「個別指導」は分かりやすい言葉なので
当教室も「個別指導塾ウィング」と名乗っていますが、
本来は1対1で教える以外は
「個別対応指導」 が正確な表現かもしれません。
一般に「個別指導」と言われる塾では、
1対2で生徒さんを指導しています。
一人の生徒さんに教えている間は
もう一人の生徒さんに課題を取り組ませ、
講師は二人の生徒さんの間を
行き来しながら教えるわけです。
一人につきっきりの場合と違い、
関われる時間は半分にはなりますが、
集団指導と比べれば、
はるかに多くの時間、
一人の生徒さんに関わることができます。
だから、根強い人気があるのだと思います。
ところが、
例えば、
それが「1 : 3」になった場合を
想像してみてください。
「1 : 2」で時間が2分の1なら、
「1 : 3」では、
3分の1になるかと言うと、
そうはなりません。
3名の中に本来ならつきっきりで
指導を受けたほうが良いと思われる生徒さんが
1名でもいると、
授業がスムーズに進みません。
公平な時間配分で教える事ができず、
他の2名の生徒が割を食うことになります。
そうなると、それはお約束と違ってきます。
さらに「1:4」は・・・
ウイングの「個別対応指導」は
「分かる」「できる」ことに重点をおいた
他に例を見ない密度の濃い指導だと思っています。
できるだけ自分の力で理解し演習する。
本当に分からないところだけを
しっかり個別に質問する。
なので、クラス指導の緊張感がありながら
説明が「分かる」だけの個別指導とは
ぜんぜん違うのです。
ただ、
今まで、勉強について、
先生任せの「個別指導」を受けてきた生徒は、
最初は戸惑うかもしれません。