共通テストや私立高校・公立高校の受験も近づき、今年のテスト問題はどうなるかヤキモキしている毎日です。
その中で、多くの受験生が苦手としている「リスニング」についての勉強法をご紹介します。
まず大前提として、「ダラダラ聴かず、問題付きの音声を集中して聴く」
これが一番重要です。
何かの問題があって答えに③を選んだとします。
すると答えが③ではなく、②でした。
この時皆さんはどんな勉強法をするでしょうか?
大多数の人が、答えのスクリプト(文章)を読み、何と言っていたかを見て「あ、こうやって言っていたんだ!」と思いながらもう一回聴いてその時、
「あー、確かに③じゃなくて②だった!」とそこで終わっていませんか?
そのやり方は、ちょっともったいないです。
なぜならスクリプトを読むのはリスニングではなく、リーディング(読解)の力を付けているからです。
ではどうすればいいのか?
答えが②であることを分かっている状態で、一切スクリプトを見ないでもう一回耳だけで音声を聴いてみてください。
ただ、この時2つのパターンに分かれると思います。
「あっ、だから②か!」と「え?全然分からない…」です。
後者の場合はもう一回やってみてください。
3回まではスクリプトを見ないで、それでも分からなければスクリプトを見て「あ、こういうことか!」と理解を深めてください。
頭の中に深く残るので、次に同じような問題が出てもアプローチがスムーズに行きます。
これが勉強法です。
こちらは高校受験・大学受験だけではなく、英検やTOEICや他の試験でも使えます。
こちらをまずは2か月続けてみてください。
リスニング力が伸びるかと思います。
決して簡単ではないですが、確実に実力が着くと思います。
千里の道も一歩から、意識して始めてみませんか?