子どものおしゃべりは
「考える力」
「聞く力」
「判断して伝える力」など、
コミュニケーションで大事な能力を
伸ばしてくれます。
コミュニケーション力は
社会に出ると
もっと必要になります。
子どものうちから
「考えて会話をすること」
を習慣にしたいものです。
そして、
「おしゃべりが好きな子」
になってもらうには
親の話を聞く力が
大切です。
「聞くことと勉強、どう関係するの?」
と思いますよね。
実は自ら勉強できる子の親は、
意識的に子どもの話を聞いています。
なぜ、
子どもの話を聞くと
勉強するようになるのか?
答えは簡単、
「ストレスが解消する」からです。
学校もそうですが、
子どもには子どもの社会があります。
社会にはルールがありますから、
日々ストレスを感じています。
そのストレスで心が疲れてしまうと、
勉強するエネルギーが
なくなってしまいます。
だから、
家庭で子どもの心の疲れを
取ってあげるのです。
それが「会話」なのです。
親が話を聞くことで、
子どもは心がすっきりします。
するとストレスが解消し、
勉強に気持ちを向けることが
できるのです。
話を聞くときの大切なポイントは
「ひたすら聞く」
ことです。
親の意見をおしつけては逆効果。
ひたすら笑顔で話を聞いてあげましょう。
ところが、親も忙しくて
なかなか子どもに向き合う時間が
取れないですよね。
しかし、
子どもの話を聞くのは
1日15分でも大丈夫。
「ながら」ではなく、
集中して聞いてください。
子どもだって
勉強しないといけないことは、
わかっています。
ただ、
少し疲れてしまうと、
「ちょっと休憩させてよ」
と言いたくなります。
忙しいとは思いますが、
「親に認めてもらっている」
「親に信じてもらっている」
という感覚を持ってもらえるように
接してあげてください。
親に、
無条件に信じてもらっている、
と感じることが、
子どもの
自ら勉強するエネルギーを高めます。