中学校3年間で、どの学年が一番重要でしょうか?
ほとんどの方は、「受験生である中学3年生が一番重要」だと答えると思います。
ある有名な教育専門家の方によると、実は
高校受験から一番遠い中学1年生が、一番重要な学年なのだそうです。
中学校の成績のほとんどが、1年生で決定されると言っても過言ではないです。
その方が7000人の中学生を対象にした調査では、中学1年生の最後の成績が、卒業するまで変わらずに続く生徒が多いのだそうです。※多少の変動はもちろんあります。
この調査結果を考えれば、中学1年生が圧倒的に重要なことがわかります。高校受験には一番遠いが、実は一番大切な学年が、中学1年生なのです。
ただ、中学生全員が中1の最後の成績のままで行くわけではありません。中2や中3から頑張っても、十分に挽回できます。ただ、挽回するには中1のころよりも多くのエネルギーが必要になります。
いずれにせよ、中1の成績が重要なことは間違いありません。そのために、小学校高学年から中学の準備をすることをお勧めします。とくに、小6生は中学の準備を余裕をもって行うには、この2学期がギリギリです。
中学生活で、お子様も保護者も後悔しないよう、今からの準備を進めてあげてください。